</head> <body> <h1>A_MaxHotkeysPerInterval / A_HotkeyInterval</h1> <p><em>A_MaxHotkeysPerInterval</em> と <em>A_HotkeyInterval</em> は、<a href="../Hotkeys.htm">ホットキー</a> の一定時間の起動回数を制御する <a href="../Concepts.htm#built-in-variables">組み込み変数</a>です。 このレートを超えると警告ダイアログが表示されます。</p> <p><em>A_MaxHotkeysPerInterval</em> は <a href="../Concepts.htm#numbers">整数</a> です。ホットキーがインターバルの間に警告ダイアログの表示なしに起動できるホットキーの最大数を指定します。</p> <p><em>A_HotkeyInterval</em> は、 <a href="../Concepts.htm#numbers">整数</a>です。 ホットキーのインターバルをミリ秒単位で指定します。</p> <p>初期設定では、<em>A_MaxHotkeysPerInterval</em> が70(ms)で、<em>A_HotkeyInterval</em>が2000(ms)です。</p> <h2 id="Remarks">備考</h2> <p>これらの組み込み変数は、(デフォルト値が適切でない場合)通常スクリプトの開始時に値を割り当てる必要がありますが、スクリプトはいつでもその値を取得または設定することができます。</p> <p>この設定が甘くならないように注意してください。そうでないと、不注意でキー入力の無限ループ(<a href="Send.htm">Send</a>関数が他のホットキーを誤って起動する)に陥ってしまった場合、キー入力の連続でコンピュータが応答しなくなるでしょう。</p> <p>単純化しすぎた例として、ホットキー<code>^c::Send "^c"</code>はキーストロークの無限ループを生成することになります。これを避けるには、ホットキーの定義に<a href="../Hotkeys.htm#prefixdollar">$ prefix</a>を付け(例えば、<code>$^c::</code>)、送信機能でホットキーをトリガーできないようにします。</p> <p>など、無限ループ以外の手段で限界に達する可能性があります:</p> <ul> <li>キーリピート率に対してリミットが低すぎる場合、またはシステムが高負荷の場合にキーリピートします。</li> <li>キーボードやマウスのハードウェアで、一般的なキーリピート速度よりも高速に入力イベントを送信します。例えば、一部のマウスでホイールを左右に傾けると、<code>WheelLeft::</code>や<code>WheelRight::</code>などのホットキーの限界に達するようなイベントが大量に送信されることがあります。</li> </ul> <p>もしも警告ダイアログを全く表示させないようにするには、 <code>A_HotkeyInterval := 0</code>としてください。</p> <h2 id="Examples">例</h2> <div class="ex" id="ExBasic"> <p><a class="ex_number" href="#ExBasic"></a> 警告ダイアログを表示させることなく、2000ms以内に最大200個のホットキーを押すことができるようになります。</p> <pre>A_HotkeyInterval := 2000 <em>; 初期値(ミリ秒)です。</em> A_MaxHotkeysPerInterval := 200</pre> </div> </body> </html>