ControlChooseIndex

ListBox、ComboBox、またはTabコントロールの選択範囲をN番目の項目に設定します。

ControlChooseIndex N, Control , WinTitle, WinText, ExcludeTitle, ExcludeText

パラメータ

N

型:整数

項目のインデックスです。1は最初の項目、2は2番目の項目、のようになります。ListBoxやComboBoxの全項目を非選択にする場合は、0を指定します。

Control

型:文字列整数またはオブジェクト

コントロールのClassNN、テキスト、HWND、またはHwndプロパティを持つオブジェクトを指します。詳しくはControlパラメータをご覧ください。

WinTitle, WinText, ExcludeTitle, ExcludeText

型:文字列整数またはオブジェクト

もしこれらの項目が未設定または省略されたときは、最後に見つかったウィンドウが使用されます。そうでないときは、WinTitleウィンドウタイトルまたはターゲットウィンドウを識別するための他の基準、および/またはWinTextにターゲットウィンドウの単一のテキスト要素からの部分文字列(付属のWindow Spyユーティリティを使えばわかります)を指定します。

ExcludeTitleExcludeTextはウィンドウのタイトルまたはテキストで除外するために使用します。指定の仕方はWinTitleWinTextに似ていますが、ExcludeTitleはウィンドウのタイトル以外の基準(ウィンドウクラスやHWNDなど)を認識しません。

ウィンドウのタイトルとテキストは大文字と小文字を区別します。DetectHiddenWindows関数 と DetectHiddenText関数で変更しない限り、初期設定では非表示ウィンドウは検出されず、非表示テキストは検出されます。SetTitleMatchMode関数で変更しない限り、初期設定ではウィンドウのタイトルはその中のどこかにWinTitleまたはExcludeTitleを含んでいれば一致します。

エラー処理

ウィンドウまたはコントロールが見つからない場合、またはコントロールのクラス名に "Combo"、"List"、"Tab "が含まれない場合、TargetErrorが発生します。

変更を適用できなかった場合、ErrorまたはOSErrorがスローされます。

備考

マルチセレクトリストボックスのすべての項目を選択する場合は、次のようにします:

PostMessage(0x0185, 1, -1, "ListBox1", WinTitle)  ; リストボックスの全項目を選択します。0x0185はLB_SETSELです。

GuiControl.Choose()とは異なり、この関数はChangeイベントまたはDoubleClickイベントを発生させます。

信頼性向上のため、この関数を実行するたびに自動的に遅延が発生します。この遅延は、SetControlDelayまたはA_ControlDelayに値を割り当てることで変更可能です。詳しくは、SetControlDelayの備考をご覧ください。

ControlGetIndexControlChooseStringChooseメソッド(GuiControlオブジェクト)Control関数