ControlFindItem

指定された文字列と完全に一致するListBoxまたはComboBoxのエントリ番号を返します。

FoundItem := ControlFindItem(String, Control , WinTitle, WinText, ExcludeTitle, ExcludeText)

パラメータ

String

型:文字列

見つけるための文字列です。大文字と小文字を区別して検索します。ControlChooseStringとは異なり、エントリーの先頭部分だけでなく、テキスト全体が一致する必要があります。

Control

型:文字列整数またはオブジェクト

コントロールのClassNN、text、HWND、またはHwndプロパティを持つオブジェクトを指します。詳しくは、「制御パラメータ」をご覧ください。

WinTitle、WinText、ExcludeTitle、ExcludeText

型:文字列整数またはオブジェクト

もしこれらの項目が未設定または省略されたときは、最後に見つかったウィンドウが使用されます。そうでないときは、WinTitleウィンドウタイトルまたはターゲットウィンドウを識別するための他の基準、および/またはWinTextにターゲットウィンドウの単一のテキスト要素からの部分文字列(付属のWindow Spyユーティリティを使えばわかります)を指定します。

ExcludeTitleExcludeTextはウィンドウのタイトルまたはテキストで除外するために使用します。指定の仕方はWinTitleWinTextに似ていますが、ExcludeTitleはウィンドウのタイトル以外の基準(ウィンドウクラスやHWNDなど)を認識しません。

ウィンドウのタイトルとテキストは大文字と小文字を区別します。DetectHiddenWindows関数 と DetectHiddenText関数で変更しない限り、初期設定では非表示ウィンドウは検出されず、非表示テキストは検出されます。SetTitleMatchMode関数で変更しない限り、初期設定ではウィンドウのタイトルはその中のどこかにWinTitleまたはExcludeTitleを含んでいれば一致します。

戻り値

型:整数

この関数は、Stringに完全に一致する ListBox または ComboBox のエントリ番号を返します。コントロールの最初のエントリーは1、2番目のエントリーは2、・・・となります。一致しない場合は、例外が発生します。

エラー処理

ウィンドウまたはコントロールが見つからないときや、コントロールのクラス名に "Combo" または "List" が含まれないときは、TargetErrorがスローされます。

アイテムが見つからなかった場合は、Errorが発生します。

備考

信頼性向上のため、この関数を実行するたびに自動的に遅延が発生します。この遅延は、SetControlDelayまたはA_ControlDelayに値を割り当てることで変更可能です。詳しくは、SetControlDelayの備考をご覧ください。

ControlAddItem, ControlDeleteItem, Control functions