ComboBox コントロールのドロップダウンリストを表示します。
ControlShowDropDown Control , WinTitle, WinText, ExcludeTitle, ExcludeText
コントロールのClassNN、テキスト、HWND、またはHwnd
プロパティを持つオブジェクトを指します。詳しくはControlパラメータをご覧ください。
もしこれらの項目が未設定または省略されたときは、最後に見つかったウィンドウが使用されます。そうでないときは、WinTitleに ウィンドウタイトルまたはターゲットウィンドウを識別するための他の基準、および/またはWinTextにターゲットウィンドウの単一のテキスト要素からの部分文字列(付属のWindow Spyユーティリティを使えばわかります)を指定します。
ExcludeTitleとExcludeTextはウィンドウのタイトルまたはテキストで除外するために使用します。指定の仕方はWinTitleとWinTextに似ていますが、ExcludeTitleはウィンドウのタイトル以外の基準(ウィンドウクラスやHWNDなど)を認識しません。
ウィンドウのタイトルとテキストは大文字と小文字を区別します。DetectHiddenWindows関数 と DetectHiddenText関数で変更しない限り、初期設定では非表示ウィンドウは検出されず、非表示テキストは検出されます。SetTitleMatchMode関数で変更しない限り、初期設定ではウィンドウのタイトルはその中のどこかにWinTitleまたはExcludeTitleを含んでいれば一致します。
ウィンドウまたはコントロールが見つからないときは、TargetErrorがスローされます。
コントロールにメッセージを送信できなかったときは、OSErrorがスローされます。
信頼性向上のため、この関数を実行するたびに自動的に遅延が発生します。この遅延は、SetControlDelayまたはA_ControlDelayに値を割り当てることで変更可能です。詳しくは、SetControlDelayの備考をご覧ください。
ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、そのドロップダウンリストを2秒間表示した後、ダイアログを閉じます。
Send "#r" ; 「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開く。 WinWaitActive "ahk_class #32770" ; ダイアログが表示されるのを待ちます。 ControlShowDropDown "ComboBox1" ; ドロップダウンリストを表示します。第2パラメータは省略され、最後に見つかったウィンドウが使用されます。 Sleep 2000 ControlHideDropDown "ComboBox1" ; ドロップダウンリストを非表示にします。 Sleep 1000 Send "{Esc}" ; 「ファイル名を指定して実行」ダイアログを閉じます。