ProcessGetParent

指定されたプロセスを作成したプロセスのプロセスID(PID)を返します。

PID := ProcessGetParent(PIDOrName)

パラメータ

PIDOrName

型:整数または文字列

空白または省略された場合、スクリプト自身のプロセスが使用されます。それ以外の場合は、数字(PID)またはプロセス名のいずれかを指定します:

PID:プロセスID。これは、ある特定のプロセスを一意に識別するための番号です。(この番号は、そのプロセスが生きている間だけ有効です)。新しく立ち上げたプロセスのPIDは、Run関数で決定することができます。同様に、WinGetPIDでウィンドウのPIDを知ることができます。ProcessExistは、PIDを発見するために使用することもできます。

名前:プロセスの名前は通常、notepad.exeやwinword.exeなどの実行ファイルと同じです(パスなし)。一つの名前が複数の実行中のプロセスに一致する可能性があるため、最初のプロセスのみが操作されることになります。名前の大文字と小文字は区別されません。

戻り値

型:整数

説明: 指定されたプロセスを作成したプロセスのプロセス ID(PID)を返します。

エラー処理

指定されたプロセスが見つからない場合、TargetErrorが投げられます。

備考

親プロセスが既に実行されていない場合、返されたPIDがシステムによって再利用され、別のプロセスを識別している可能性があります。

プロセス機能

スクリプトを起動したプロセス名を表示します。

try
    MsgBox ProcessGetName(ProcessGetParent())
catch
    MsgBox "Unable to retrieve parent process name; the process has likely exited."