SoundGetVolume

サウンドデバイスの音量設定を取得します。

Setting := SoundGetVolume(Component, Device)

パラメータ

Component

型:文字列または整数

空白または省略したときは、マスター音量を設定します。そうでないときは、1"Line in"のようにコンポーネントの表示名とインデックスのいずれかを指定するか、"Line in:2"のようにその両方を指定します。

詳しくは「Component(Sound関数)」をご覧ください。

Device

型:文字列または整数

空白または省略したときは、初期値はシステムのデフォルトの再生デバイス(必ずしもデバイス1である必要はありません)になります。そうでないときは、1"Speakers""Speakers (Example HD Audio)"のようにコンポーネントの表示名とインデックスのいずれかを指定するか、"Speakers:2"のようにその両方を指定します。

詳しくはDevice(Sound関数)をご覧ください。

戻り値

型:浮動小数点数

この関数は、0.0 から 100.0 までの浮動小数点数を返します。

エラー処理

デバイスまたはコンポーネントが見つからないときや、コンポーネントがコントロールをサポートしていないときは、TargetErrorがスローされます。そうでないときは、失敗したときにOSErrorがスローされます。

備考

システムにインストールされているサウンドデバイスの機能(名前や使用可能なコンポーネントなど)を調べるには、サウンドカード解析スクリプトを実行します。

Sound関数

マスターボリュームを取得し、報告する。

master_volume := SoundGetVolume()
MsgBox "Master volume is " master_volume " percent."

マイクのリスニング音量を取得し、報告する。

mic_volume := SoundGetVolume("Microphone")
MsgBox "Microphone listening volume is " mic_volume " percent."

マイクの録音音量を取得し、報告する。

mic_volume := SoundGetVolume( , "Microphone")
MsgBox "Microphone recording volume is " mic_volume " percent."