クリップボードにデータが入るまで待ちます。
Boolean := ClipWait(Timeout, WaitFor)
省略したときは、無期限に待機します。そうでなければ、指定された秒数以上待機することはありません。1秒未満の時間を待機するには、浮動小数点数を指定します。たとえば最大250ミリ秒待機するときは、0.25と指定します。
Type: Integer
省略されたときの初期値は0です。(テキストかファイルのみ対象)そうでないときは、次のいずれかの数で何を待つのかを指定します。
0: The function is more selective, waiting specifically for text or files to appear ("text" includes anything that would produce text when you paste into Notepad).
1: The function waits for data of any kind to appear on the clipboard.
その他の値は、将来の使用のために予約されています。
この関数は、タイムアウトした場合は0 (false)を、そうでない場合(すなわちクリップボードにデータがある場合)は1 (true)を返します。
このクリップボードが空白かどうかをチェックする独自のループよりも、この関数を使用する方がよいでしょう。これは、この関数によってクリップボードが開かれることがないため、パフォーマンスが向上し、クリップボードを使用している可能性のある他のアプリケーションと干渉する可能性が回避されるためです。
この機能は、テキストに変換可能なもの(HTMLなど)をテキストとみなします。また、エクスプローラーウィンドウでCtrl+Cでコピーしたようなファイルもテキストとみなします。このようなファイルは、スクリプト内でクリップボード変数が参照されるたびに、自動的にそのファイル名(フルパス付き)に変換されます。詳しくはA_Clipboardをご覧ください。
最後のパラメータに1を指定すると、クリップボードに何らかのデータが表示されたときに、この関数が満たされます。ClipboardAllと併用することで、画像などテキスト以外のものを保存することができます。
関数が待機状態にある間、ホットキー、カスタムメニュー項目、またはタイマーによって新しいスレッドを起動することができます。