FileDelete

ごみ箱に残さず、ファイルを削除します。

FileDelete FilePattern

パラメータ

FilePattern

型:文字列

単一のファイル名、または "C:\Temp\*.tmp" のようなワイルドカードパターンを指定します。FilePatternは、絶対パスが指定されない場合、A_WorkingDirにあるとみなされます。

フォルダ全体を、そのサブフォルダやファイルとともに削除するには、DirDeleteを使用します。

エラー処理

削除に失敗したファイルがある場合、Errorが投げられ、Extraプロパティには失敗の回数が設定されます。"*.tmp"のようなワイルドカードパターンの削除は、どのファイルにもマッチしない場合でも成功したとみなされます。

ファイルが見つかった場合、A_LastErrorには0(ゼロ)または最後の失敗の直後のオペレーティングシステムのGetLastError()関数の結果が設定されます。それ以外の場合、A_LastError は、ファイルが見つからなかった理由を示す可能性のあるエラーコードを含みます。

備考

ファイルをごみ箱に送るときは、FileRecycle関数を使ってください。

読み取り専用ファイルを削除するには、まず読み取り専用属性を削除します。事例:FileSetAttrib "-R", "C:\My File.txt".

FileRecycle, DirDelete, FileCopy, FileMove

ディレクトリ内のすべての .tmp ファイルを削除します。

FileDelete "C:\temp files\*.tmp"