フックを使用して、すべてまたは一部のキーボードホットキーを実装することを強制します。
#UseHook Setting
省略したときの初期設定はTrueになります。そうでないときは、次のいずれかのリテラル値を指定します:
True または 1:キーボードフックは、ここから次に現れる#UseHook False
までの間、すべてのキーボードホットキーを実装するために使われます。
False または 0:ホットキーは、デフォルトの方法(可能であればRegisterHotkey()、そうでなければキーボードフック)を使って実装されます。
このディレクティブをスクリプト内で指定しないときは、Falseに設定しているとみなします。これは、可能な限りキーボードホットキーを実装するために、ウィンドウズAPI関数のRegisterHotkey()が使用されることを意味します。しかし、場合によってはキーボードフックを代わりに使用したほうがホットキーのレスポンスがよくなるかもしれません。
このディレクティブをオンにすると、影響を受ける各ホットキーの定義に$ prefixを使用することと同じになります。
スクリプトの起動時に一度だけ処理される#ディレクティブと同様に、#UseHook
はスクリプト内で関数のように配置するべきではありません(つまり、サブルーチン内に含める必要はありません)。代わりに、その影響を受けさせたい最初のホットキーの直前に配置します。
デフォルトでは、キーボードフックを使用するホットキーは、Send機能によってトリガーすることができません。同様に、すべてのマウスホットキーはマウスフックを使用するため、マウスホットキーはClickなどの組み込み機能でトリガーすることはできません。回避策としては、ホットキーの機能に名前を付けて直接呼び出す方法があります。
#InputLevelと SendLevelは、Send関数によってトリガーされるホットキーとホットストリングをさらにコントロールすることができます。
他のディレクティブと同様に、#UseHookは条件付きで実行することはできません。
InstallKeybdHook、InstallMouseHook、ListHotkeys、#InputLevel