ホットキーやホットストリングで、どの人工的なキーボードやマウスイベントを無視するかを制御します。
SendLevel Level
型:整数
0~100の整数値です。
型:整数
This function returns the previous setting; an integer between 0 and 100.
If SendLevel is not used, the default level is 0.
デフォルトでは、フックホットキーと ホットストリングは、AutoHotkeyスクリプトによって生成されたキーボードとマウスイベントを無視します。例えば、リマップキーを使って他のホットキーをトリガーできるようにするなど、この動作をオーバーライドすると便利な場合があります。SendLevelと#InputLevelは、そのための手段を提供します。
SendLevelは現在のスクリプトスレッドが生成するイベントのレベルを設定し、#InputLevelはその下にあるホットキーやホットストリングのレベルを設定します。スクリプトによって生成されたイベントがフックのホットキーやホットストリングをトリガーするためには、イベントの送信レベルがホットキーやホットストリングの入力レベルよりも高くなければなりません。
Compatibility:
btw
を送信し、終了文字を物理的に入力することで、#InputLevelに関係なくホットストリング::btw::
をトリガーすることができます。これは、ホットストリング認識が、レベル0を除くすべてのレベルからの入力を単一のグローバルバッファに集めることで機能するためです。内蔵変数A_SendLevelには、現在の設定値が格納されます。
新しく起動したホットキーやホットストリングのスレッドは、ホットキーやホットストリングの入力レベルに等しい送信レベルで始まります。その他の新しく起動するスレッド(カスタムメニュー項目や 時間指定サブルーチンなど)は、通常0ですが、スクリプト起動時にこの関数を使用して変更することができるデフォルト設定で新たに開始されます。
スクリプト起動時にSendLevelを使用した場合、キーボードとマウスのリマッピングにも影響します。
v1.1.06より古いバージョンのAutoHotkeyは、#InputLevel 0
と SendLevel 0
が有効であるかのように動作します。
#InputLevel、Send、Click、MouseClick、MouseClickDrag