各種内蔵機能の座標モードを、アクティブウィンドウまたはスクリーンに対する相対座標に設定します。
CoordMode TargetType , RelativeTo
型:文字列
次のいずれかの単語を指定して、影響を受けるターゲットのタイプを指示します。
ToolTip:ToolTipに影響します。
Pixel:PixelGetColor、PixelSearch、ImageSearchに影響します。
Mouse: Affects MouseGetPos, Click, MouseMove, MouseClick, and MouseClickDrag.
Caret:CaretGetPosに影響を与えます。
Menu:Menu.Showメソッドに座標が指定されている場合、その座標に影響します。
型:文字列
省略すると、初期値はScreenになります。そうでない場合は、TargetTypeが相対的であるべき領域を示すために、以下の単語のいずれかを指定します:
Screen:座標はデスクトップ(画面全体)に対する相対座標です。
Window:座標は、アクティブウィンドウからの相対座標です。
Client:座標は、アクティブウィンドウのクライアント領域(ウィンドウのタイトルバー、メニュー(標準的なものがある場合)、ボーダーを除く)からの相対座標です。クライアント座標は、OSのバージョンやテーマに左右されにくい。
型:文字列
この関数は、前の設定を返します。Screen、Window、または Client のいずれかです。
CoordMode関数を使用しない場合、既定のモードはClientです。つまり、特に文書化されていない関数(WinMove や InputBox など)を除くすべての組み込み関数は、アクティブ ウィンドウのクライアント領域を基準にした座標を使用します。
新しく起動するスレッド(ホットキー、カスタムメニュー項目、時間指定サブルーチンなど)はすべて、この機能のデフォルト設定で新しくスタートします。このデフォルトは、スクリプト起動時にこの関数を使用することで変更することができます。
組み込みのA_CoordMode変数には、現在の設定が格納されています。
Click、MouseMove、MouseClick、MouseClickDrag、MouseGetPos、PixelGetColor、PixelSearch、ToolTip、Menu.Show