</head> <body> <h1>Persistent</h1> <p>最後のスレッドが完了したときにスクリプトが自動的に終了するのを防ぎ、アイドル状態で実行し続けることができるようにします。</p> <pre class="Syntax"><span class="func">Persistent</span> <span class="optional">Persist</span></pre> <h2 id="Parameters">パラメータ</h2> <dl> <dt>Persist</dt> <dd> <p>型:<a href="../Concepts.htm#boolean">論理値</a></p> <p>省略したときは、デフォルトでTrueになります。</p> <p><strong>true</strong> のときは、すべてのスレッドが終了した後も スクリプトを実行し続けるための他の条件が満たされていなくても、 スクリプトを実行し続けます。</p> <p><strong>false</strong> のときは、デフォルトの動作に戻ります。</p> </dd> </dl> <h2 id="Return_Value">戻り値</h2> <p>型:<a href="../Concepts.htm#boolean">整数(ブーリアン)</a></p> <p>この関数は、前の設定を返します。0 (false)または1 (true)のいずれかです。</p> <h2 id="Remarks">備考</h2> <p>Persistent関数が使われないときは、初期値は0 (false)です。</p> <p>スクリプトが<em>永続的</em>である場合、<a href="../Scripts.htm#auto">起動</a>が完了し、他のすべての<a href="../misc/Threads.htm">スレッド</a>が終了した後も実行され続けます。<a href="../Hotkeys.htm">ホットキー</a>への反応、<a href="SetTimer.htm">タイマー</a>の実行、<a href="Gui.htm">GUI</a>の表示など、ユーザーがスクリプトを実行し続けたいと思う一般的なケースのほとんどで、スクリプトは<a href="../Scripts.htm#persistent">自動的に永続化される</a>ため、通常この関数を呼び出す必要はありません。</p> <p>この機能が必要となるケース(実行中のスレッドやホットキー、タイマーなどがないときに実行し続けることを意図している場合)には、以下のようなものがあります:</p> <ul> <li><a href="OnMessage.htm">OnMessage</a>や <a href="CallbackCreate.htm">CallbackCreate</a>、<a href="DllCall.htm">DllCall</a>を使用してイベントに応答するスクリプトは、これらの関数がスクリプトを永続化しないためです。</li> <li>カスタムトレイのメニュー項目を選択することで実行されるスクリプトです。</li> <li>COMオブジェクトを<a href="ComObject.htm">作成</a>または<a href="ComObjActive.htm">取得</a>し、オブジェクトのイベントに応答するために<a href="ComObjConnect.htm">ComObjConnect</a>を使用するスクリプトです。</li> </ul> <p>既存のスクリプトにこの機能を追加する場合、<a href="Exit.htm">Exit</a>の一部または全部を<a href="ExitApp.htm">ExitApp</a>に変更する必要がある場合があります。これは、<a href="Exit.htm">Exit</a>が永続的なスクリプトを終了させず、<a href="../misc/Threads.htm">現在のスレッド</a>のみを終了させるからです。</p> <h2 id="Related">関連</h2> <p><a href="Exit.htm">Exit</a>、<a href="ExitApp.htm">ExitApp</a></p> <h2 id="Examples">例</h2> <div class="ex" id="ExBasic"> <p><a class="ex_number" href="#ExBasic"></a> スクリプトが自動的に終了しないようにします。</p> <pre><em>; このスクリプトは、何もしなくても自動的に終了することはありません。 ; ただし、トレイアイコンを使って、スクリプトをエディタで開いたり、 ; Window Spyやヘルプファイルを起動することができます。</em> Persistent</pre> </div> </body> </html>