FileGetAttrib

ファイルやフォルダーが読み取り専用かどうか、非表示かどうかなどを報告します。

AttributeString := FileGetAttrib(Filename)

パラメータ

Filename

型:文字列

省略されたときは、最も内側のfile loopの中の現在のファイルが設定されます。そうでないときはターゲットのファイル名を指定します。絶対パスが指定されていないときは、ターゲットはA_WorkingDirにあるとみなされます。FileExistDirExistとは異なり、パターンではなく、本当のファイル名でなければなりません。

戻り値

型:文字列

この関数は、ファイルまたはフォルダの属性を返します。この文字列はRASHNDOCTLの部分集合で、各文字は次のような意味を持っています:

エラー処理

失敗したときはOSErrorをスローします。

A_LastErrorには、オペレーティングシステムのGetLastError()関数の結果が設定されます。

備考

取得した文字列に特定の属性が存在するかどうかを確認するには、以下の例 #2をご覧ください。

これに関連して、ファイルの8.3ショートネームを取得する場合は、次の例に従います:

Loop Files, "C:\My Documents\Address List.txt"
    ShortPathName := A_LoopFileShortPath  ; C:\MYDOCU~1\ADDRES~1.txt のような結果になります。

同様の方法で、8.3ショートネームのロングネームを取得することができます。

FileExistDirExistFileSetAttribFileGetTimeFileSetTimeFileGetSizeFileGetVersionファイルループ

ディレクトリの属性文字をOutputVarに格納します。なお、既存のディレクトリは常に属性文字Dを持ちます。

OutputVar := FileGetAttrib("C:\New Folder")

Checks if the Hidden attribute is present in the retrieved string.

if InStr(FileGetAttrib("C:\My File.txt"), "H")
    MsgBox "The file is hidden."